フレンドとゲームをする時に、「あれ、参加できない」なんてことはありませんか?
基本的に、PS4は有料化されたオンラインゲームで基本的にサーバーをソニー側が用意するので”ポート開放する必要は無い”のですが、コールオブデューティではポート開放をしていないと、人によっては部屋に入れないホストを持てないといった障害が出てきます。
そもそもNATタイプとは?
NATとはNetwork Adress Translationの略で、例えば、Ipv6のアドレスをIpv4のアドレスに変換したり、グローバルLANをローカルLAN(192.168や172.30で始まるIPアドレスはローカルLAN)に変換したりするルーターの機能のことを指します。
タイプ1やタイプ2はこのアドレス変換の種類です。
- NATタイプ1(オープン)
ルーターを使わずに直接インターネットに繋がってる状態(モデム直結) - NATタイプ2(モデレート)
ルーターを一つ使ってアドレスを変換して繋いでいる状態 - NATタイプ3(ストリクト)
複数のルーターを経由して繋がってることを指します
一般的にはルーターは1台だけでよく、複数のルーターを経由するようにしてしまうと通信速度が落ちてしまい、安定したネットワークが出来なくなります。
モデム直結はセキュリティ上色々と不安なので個人的にはおすすめしません。
なのでルーターを繋いだ状態でオープンにする方法(ポート開放)を以下で説明していきます。
ポート開放した際のメリットとデメリット
メリットとしては、部屋のホストを持てたりモデレートの人やストリクトの人と問題なくマッチングできるようになことです。
しかしデメリットとして、IPアドレスを固定しないといけないため、回線速度が大幅に下降する傾向があります。
その際に回線速度を上げる手段は後ほど説明します。
ポート開放のやり方
- PS4のIPアドレスを確認する
ホーム画面から「設定」→「システム」→「システム情報」へ飛び、IPアドレスを何かにメモしてください。 - PS4のIPアドレスを固定する
ホーム画面から「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」へ飛び、「LANケーブルを使う」→「カスタム」→「手動」へ飛び以下の用に入力します。
IPアドレス さっきメモったものを入力
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ さっきのメモったものの末尾を1
プライマリーDNS 上記と同じ
セカンダリーDNS 入力しない
例を書くとこんな感じになります
※例
IPアドレス 192.168.0.5
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.0.1
プライマリーDNS 192.168.0.1
セカンダリーDNS 0.0.0.0
その後、MTU設定「自動」→プロキシサーバー「使わない」を選択し、インターネット接続診断で接続が成功していればIPアドレス固定完了です。 - ルーターの設定画面でポート設定をする
設定画面上にて、ポートマッピング設定に行き、以下のように設定します。
優先順位1から書いていきます
TCP 80
TCP 443
TCP 5223
TCP 3478-3480
UDP 3478-3479
UDP 3658
TCP 1935
TCP 3074
UDP 3074-3075
LAN側ホストにはさっきメモしたIPアドレスを入力してください。 - ルーターを再起動する
全ての入力が完了したら、ルーター設定画面上の「保存」ボタンをクリックし、ルーターを再起動したらポート開放は完了です。ルーターの再起動の仕方は電源を引っこ抜いて差し直すだけです。
もしゲームを付けた状態で設定をしていたのなら、ゲームも再起動してください。PS4本体は再起動しなくても大丈夫です。
回線速度を劇的に向上させる方法
先程のPS4本体のIPアドレス固定時に、MTU設定を「自動」にしたところを「手動」にし、光ネクスト等光回線の場合は「1454」と入力すると、回線速度が劇的に向上するみたいです。環境によりけりなので、変わらない人がいるとは思いますが是非お試しあれ。
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