【Beast of Reincarnation】レビュー|「賛否両論」の理由がわかる、アクションは面白いが他が微妙な一作

 

8月4日にポケモンで有名な日本の会社ゲームフリークが出した新作ゲーム「Beast of Reincarnation」ですが、執筆時点ではSteam評価賛否両論となっています。

実際にゲームクリアまでプレイしてみたので、良かった点や気になった点を書いていこうと思います。

※本記事ではストーリーの内容や結末には触れず、ゲームシステムやプレイフィールを中心にレビューします。

 

結論

まず結論から言います。

アクション重視の人ならセール時に検討する価値あり。

アクションだけは面白かったもののそれ以外の要素に不満点が多く、フルプライスでの購入はあまりおすすめしません。

クリア時間としては探索などもしつつ順当にプレイして大体25~30時間くらいになると思います。

それでは良かった点と気になった点を具体的に書いていきます。

 

良かった点

受け流し(パリィ)が気持ちいい

受け流しの効果音の気持ちよさ、そして受け流しによってリソースが回復するため、ちゃんと受け流しさえできれば相手を蹂躙できる気持ちよさがある。

登場人物、相棒のクゥ(犬)がかわいい

声優陣が豪華

世界観の描写

 

気になった点

ムービーが長いのにスキップできない場面がある

周回プレイ用の要素があるのにムービースキップできない。これでは周回する気が起きない。初見ムービーだけスキップできないかと思いきや2週目でもスキップできなかったので周回は断念した。

ムービー中のキャラクターの動きがロボット

力を入れてるであろう戦闘ムービーなどは良いが、会話のムービーなどでは棒立ちだったり、首だけがぐるんと曲がったりで違和感がすごい。

防具の見た目が変わらない

防具を変更しても見た目は一切変化せず、衣装変更などの要素もなし。美少女を主人公に据えているゲームでこれは珍しい。

武器強化、装備システムが物足りない

武器強化は3段階までしかなく、攻撃力も属性武器かそれ以外かで最大値が統一されてしまっている。

探索の楽しさが薄い

探索で主に手に入るのはレシピや野菜の種などほぼほぼ料理に関するもので、その肝心の料理による恩恵も、微々たるステータスアップでしかない。上記の武器防具に加えてこれなので探索の楽しみは限りなく薄い。

先行入力ができない

何をしようとしても行動中の動作が完了するまで受け付けてもらえない。とくに問題なのは回復アイテムの使用のしづらさ。対応するボタンを押しても全く受け付けてもらえない。しにゲーでこれはかなりきつい。

ボスの種類が少なすぎる

ボスのほとんどは強化版や再戦。そのためストーリー後半になると、初見のボスのはずなのに拍子抜けするほど簡単に対応できてしまう。

パリィ主体なのに複数戦が多い

このゲームは受け流し(パリィ)が全て。パリィが成功することで主人公エマの技に使用する「共鳴ゲージ」や相棒のクゥが使用する「FP」が1ずつ回復する。パリィができず通常ガードになると共鳴ゲージは逆に減る。このシステムで複数戦をこなす大変さは、想像するだけで理解できるだろう。

主人公に感情移入しづらい

主人公には感情がないという設定のため声のトーンはずっと一定で、表情にも変化がない。

ストーリーが退屈

これはネタバレになるためあまり書けないが、ストーリー展開やキャラクター描写を含め最後まで強く惹き込まれることはなかった。次のエピソードに移行するときの演出だけは良かった。

 

他には少しだけ個人的に気になった点として、難易度選択の有無や、フィールドBGMが歌ものJPOPであることが挙げられる。
しかしこれらはソウルライクなら外してほしかったが、開発のゲームフリークはソウルライクとは違うゲームデザインにしていると明言しているため控える。

この辺はニーアシリーズとかに寄せた気がする。緊張感を演出するものではなく世界観を演出したものなら納得。

 

こんな人におすすめ

・パリィ主体のアクションゲームがしたい人

・石川由依、大塚明夫など豪華声優陣のボイスが聞きたい人

・独特の世界観のフィールドを走り回りたい人

 

あまりおすすめできない人

・探索にメリットを求める人

・豊富な敵、ボスのバリエーションを求める人

・ストーリー重視の人

・フルプライス相当のボリュームや完成度を期待している人

総評

とにかく「アクションだけ」はそれなりに楽しめたのでそれ目的で買うならありです。

しかしその他の装備強化や収集、ストーリーなども楽しみたいのであればフルプライスでの購入はおすすめできないです。セールを待ちましょう。

ちなみに本作品はゲームフリークのポケモン以外の本格的なアクションRPGとしては初作品になるため、初でこのクオリティなら2作目からはかなり期待できると言えますね('ω')

ではでは('ω')ノ